意外と知らないトルソーとマネキンの違い

ファッション業界で重宝されているのが、トルソーです。
この言葉は「胴体」や「木の幹」を意味する、イタリア語が語源です。
そして、ファッションアイテムを着せ、見せる陳列に用いられています。
しかしファッションアイテムを着せ、見せる陳列というと、マネキンをイメージする方も多い事でしょう。
どちらもファッションアイテムを着せるという点では、変わりはありません。
ただ、トルソーはイタリア語の語源からもわかる通り、胴体部分のみであり、マネキンは全身となっているのが、大きな違いです。
その為、使い方や雰囲気にも当然ながら違いが出てきます。
そこで、それぞれの違いを把握した上で、ファッションアイテムに合わせて、使い分けを行う事をオススメします。
そうすれば、ファッションアイテムをより良く見せる事が出来るでしょう。

柔らかな表情を演出するなら

トルソーは、マネキンよりも様々な素材を選ぶ事が出来るのが特徴です。
その為、素材ごとに異なる表情を見せてくれるとあって、ファッションアイテムのテイストに応じた素材を選ぶと、より良い引き立て役となってくれる事間違いありません。
ベーシックな布張りデザインのものの場合、ふんわりとした柔らかな表情を見せてくれます。
そこで、ナチュラルなファッションやフェミニンなファッションのアイテムを着せるのに、最適と言えるでしょう。
しかも布張りデザインの場合、ピンを刺せる素材のものも少なくありません。
こうしたボディは洋服作りの際に重宝するとあって、裁縫を行う方から人気を集めています。
ただし、語源通りあくまで胴体のみなので、ボトムを履かせる事は出来ず、ボトムの展示には不向きです。

クールな表情を演出するなら

一方のマネキンは、基本的に硬い素材で作られているのが一般的です。
その為、高級感を演出し、スタイリッシュでクールな表情を見せてくれます。
こうしたマネキンの表情は、きれいめなファッションやフォーマルなファッションのアイテムを着せるのに最適です。
また、胴体部分だけでなく全身となっているので、ボトムも問題なく展示する事が出来ます。
さらに、頭部分が付いているものと付いていないものがあり、後者はヘッドレスマネキンと呼ばれています。
頭部分が付いていると、ハットやヘアアクセサリーも合わせる事が出来るので、まさにトータルコーディネートを提案する事が出来ます。
そこで、頭から足先まで、トータルコーディネートをアピールしたい時にも、マネキンは役立つと言えるでしょう。