トルソーとマネキンの違いについて

この2つは、ブティックなどのショーウィンドウでよく見かけるディスプレイ用の人型のことです。洋服の写真撮影や法制の時などにも利用されます。
マネキンとは、もともと販売員やその職種を指す言葉だったのですが、日本ではマネキン人形を意味することが多いです。マネキンの特徴は、人型の全身をかたどっていて素材自体もハードなものが多く、スタイリッシュな感じや高級感を持たせたい時に使います。
トルソーは、胴体部分しかない人型のことで、マネキンに比べ材質が豊富なのも特徴の一つです。布張りのものなら柔らかい雰囲気が出せ、ふんわりとしたナチュラルな感じを演出することができます。ピンを刺すことができるものもあり、撮影の演出や縫製の準備段階で形を作り込むことができ便利です。

豊富にあるトルソーの種類

一般的に良く見かけるブティックやカジュアルショップなどで使われているディスプレイ用のものから着物の着付けなどに利用するもの、ソーイングの立体裁断用に使うものなど、多種多様です。
ディスプレー用のものは、ベースのスタイルが良ければ服の印象も良くなり訴求効果を高めます。着物着付け用のものには、おなか周りにウレタンなどの素材を使用し、帯が締めやすいように工夫されています。立体裁断用のものは、洋裁用に良く考えて設計されているので、ディスプレイ用のものより使い勝手がよく、作業しやすい工夫が施されています。
その他にも、素材の種類や付属品の種類などいろいろと組合わせることで、様々な演出を施すことができるのです。
活用範囲が広く、機能性にも優れているので、お店などの演出に利用する価値はあります。

トルソーを選ぶ時のポイント

選ぶ時のポイントとして重要なことは、まず何に使うかということです。利用目的が、ディスプレイのように商品を見せるためなのか、ソーイング用などのように実用的に使うものなのかという点です。ディスプレイ用の場合は、商品を引き立たせるためにもスタイルの良いものを選びます。スタイルの悪いものは、商品自体のイメージダウンになりかねないので、充分に注意しましょう。
素材の質感によりイメージが変わるので、カジュアル志向なのか高級志向かにより素材を選択します。カジュアル志向の場合は布張りを高級志向なら塗装仕上げがおすすめです。
無機質感をカバーするなら、アームなどをつけ動きのある演出を考える必要があります。アームなどには、固定されたものと動かせるものがあり、躍動感を持たせるなら動かせるタイプを選びましょう。